ミャンマーは一年中行事が行われています。その中でも、水かけ祭りミャンマー全国で行われており、子供はもちろん、大人にも人気があるお祭りだと言えます。
ティンジャンの意味
ミャンマーでティンジャンは年の始まりであり、新年を迎えるミャンマーのお正月です。ティンジャンはパリー語のサンカンタから由来した言葉で「移動する」意味を表しています。水をかけることで1年の不幸や汚れを洗い流し、新年を迎えるという意味が込められています。
なぜ4月はミャンマーで年の始まりなのか?
地球が太陽の周りを回ってることから由来したと言われています。
地球が牡羊座から魚座に向けて太陽の周りを移動する意味でミャンマーの新年4月は牡羊座からスタートとなっているようです。今年は2024/4/13からスタ-トで2024/4/16までです。(年によって日にちは変わります)
水かけ祭りはどんなお祭りなのか?
水かけ祭りはミャンマーで一番賑やかで大きなお祭りです。お互いに水を掛けて一年間の不幸を落とす行事です。 ミャンマーは宗教に敬意を払う国なのでお坊さんや僧院へ行く人には水を掛けないようにしています。
ステージ
ヤンゴンのような大きな町ではステージが造られ、道を通る人に放水します。他にも道を通る人にミャンマーのタナカを塗ったりします。
道路沿いに住む人たちがタンクを用意して水をかけます。朝や夕方のステージは有名人が出演しているのでステージを楽しみながら盛り上がってる人が多いです。
ティンジャンの花(パダウ)
パダウは年に一度だけ咲くティンジャンの代表的な花です。
良い香りがしますのでミャンマー人に人気があります。
ミャンマーのお正月
ミャンマー暦では水かけ祭りの最後の日の翌日が1月1日(日本では元旦の日)と言われています。その日には老人やお年寄りに爪を切ってあげたり、シャンプーしてあげたり、鳥や魚を解放したりします。年末年始に良いことをして新年を迎えます。
そして新年の夕方は道の人は集め、お坊さんの説教をいただいて幽霊、鬼などを逃げるようにします。(日本の節分のような感じです)